Cohanaについて

Cohanaのコンセプト


株式会社KAWAGUCHIは1953年の創業のハンドメイド用品のほか、ステーショナリー雑貨などの企画開発を手掛けるメーカーです。

当社は、創業以来長年培ってきた手芸用品開発の経験と知識を活かし、日本の地域産業と工芸にこだわった上質なハンドメイドの道具をプロデュースするブランドCohanaを2016年に立ち上げました。

使いやすく実用性の高い製品を、独創的で美しいデザインで開発。手芸が好きな方だけでなく、個性的な文具を好まれる方にも愛されるブランドを目指しています。

Cohanaの道具の開発には、日本各地で受け継がれてきた伝統的な技術や知恵を未来につなげ、産地を活性化させたいという想いも込められています。

 

ブランド名の由来


Cohanaのブランド名は、日本神話の女神 木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)を由来としています。木花咲耶姫は桜の木の花が咲くように美しく、日本を象徴する富士山の神として崇められています。

 

Cohanaの基本カラー


日本人は四季の移り変わりの中で様々な色を感覚で感じ取り、名前を付け、毎日の生活に取り込み楽しんできました。
日本人の色彩感覚の豊かさが感じられる日本の伝統色は、460種類以上といわれています。数多く存在する日本の伝統色の中から、日本の良さが伝わる色展開にこだわり、Cohanaの基本の5色を選びました。

きすいせん (黄水仙)

早春に咲く黄水仙の花の鮮やかな黄色。見ているだけで心を弾ませ、楽しい気分にさせてくれるカラーです。水仙の花の名の由来は、「清楚な姿が仙人のようだから」だといわれています。

 

ばらいろ (薔薇色)

ばらの花の色。うすくれないの色。日本では、将来の明るい状態や希望に満ちた様子を「ばら色」という言葉で表現します。ピンクの薔薇の花言葉には、「しあわせ・感謝・上品」などがあります。

 

みずあさぎ (水浅葱)

緑みがかった淡い青色。淡く染めた藍染の色を水浅葱と呼ぶこともあります。山間の透きとおった水を連想させる、さわやかな色です。


つゆくさいろ (露草色)

露草の花の色。早朝に朝露を受けて可憐に咲く小さな青い野の花は、古くから染料として使われてきました。 昔の日本人はこれを着草と呼び、これで衣を染めたこともありました。

 

ふかがわねず (深川鼠)

水色がかった明るい灰色。江戸時代に深川のいなせな若衆や、渋さを好んだ芸妓が愛した着物の色から、 この名前がつきました。日本人特有の美意識、「粋」を表す洒落た色です。



日本の伝統色から選んだCohanaの色からは、四季の移ろいが感じられます。同じ色でも素材ごとにさまざまな色を割り出し、味わい深く、美しい色を楽しんでいただけます。

 

日本全国の地域産業とのコラボレーション

 2024年2月現在、日本全国約48の地域産業とのコラボレーションが実現しました。